美術展 そしてペン回しが残るには

気張って色々書こうとするとまた何にも掲載できなくなるので、気軽にポンポン書いていく感じの方がいいかもね。そうしよう。

今日六本木にある森美術館の、エルミタージュ美術展に行ってきた。
今回見ることが出来たのは、1500~1700年頃の絵画。
有名なゴッホゴーギャンセザンヌ、モネなどは1800年後半の画家達なのでそれよりもさらに古い作品群となる。この頃はキリスト教を主題とした宗教画が多い。

エルミタージュ美術館は、パリのルーブル美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館と並ぶ世界三大美術館のひとつと言われる。
ロシア、サンクトペテルブルクに位置し、ロシア皇帝によって建設された。そのため、貯蔵されている絵画は言うなれば国家プロジェクトで収集、保管されたものである。

恥ずかしながら絵画はちっとも詳しくはない。
だが、絵の緻密さやその迫力に終始圧倒されてしまった。
長い時間受け継がれるものはどれもこれも素晴らしい。
6/19?とかまでやってるのでご興味のあるかたは足を運んでみてはいかがか。

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願わくは自分の好きなペン回しも、文化のひとつにならないかと思うところ。

だが西洋美術と比較するとたった10年ちょっとの歴史しかない。文化の「ぶ」の字を書き始めたレベル。文化の研究を専門にしている人からしたら鼻で笑われてしまう。

ペン回しが文化として成立するには次世代にペン回しを確実に継承させることが重要になる。次世代とはいうが、まずは自分より10年若い子達だ。現代で10年違えば流行りものや文化が大分違う。

ペン回しを文化として残すには回す人と、それを見る人(見たいと思う人)のどちらも欠かせない。
最近発足した日本ペン回し連盟は、現在外部向けの活動が目立つので新規ファンの取り込みを狙っているのだろう。彼らがどこまでやってくれるのかは今後も注目したい。

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ペン回しはデジタルな映像文化・動画文化と共に発展した。
そのため絵画のような「現物」といった形で残ることはなく、また音楽のように(記憶媒体は少なからずあるものの)生の披露会を行う機会もまだまだ非常に少ない。

だが、映画、テレビ、パソコン、スマートフォンないしタブレットとメディアの進化と共に発展してきた映像文化自体は今後も衰退の兆しはないように思われるので、同様に映像文化を軸にするペン回しの活動の場がなくなることもなさそうである。
そのため次世代の担い手の確保に、きちんと時間を割いてあげるべきだと考える。

もちろんペン回しは基本的には趣味の域を出ないので、首根っこつかまえてやらせようとするのは違う。
いかに自発的に「やってみたい!」と思ってもらえるかが重要となるだろう。

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まずは書いて投稿することを目標にしてみた。ポンポン気軽に書くのはいいが、少しずつ並行してきちんと考えていこう。

初回から趣味全開の記事になってしまったが、今後もこんな感じなのでご興味のある方はぜひお付き合いくだされ。